育児のストレスでとにかく食べてしまう、食欲が止まらない…なんてお悩みではありませんか。
食べてはいけない、子供にしめしがつかない、などわかっているのに食べてしまって自己嫌悪に陥りますよね。
そこで今回は私自身も育児ストレスで過食状態に陥った経験から、負の連鎖を断ち切って前向きな方向に転換していくための方法をご紹介します。
育児ストレスで過食
育児って本当に大変ですよね。
子供はかわいくって、唯一無二の存在であることは間違いないのですが、子供が小さいうちは育児の時間がとにかくエンドレスなのが辛いですよね。
「いらんことしないで早くやるべきことやってよ!」と言いたくなってしまうような…
(言葉が悪いですが、子供って本当に「いらんことしい」ですよね。)
こんな感じの、日々のイライラ、積もり積もっていませんか。
子供もまだ成長途中でできないことはたくさんあることがわかっていても、慌ただしい毎日でついイライラしてしまいますよね。
そんなとき、手っ取り早く心が癒されるのは食べること。
私自身、育児にイライラした時はいつも食べることに癒されておりました。
子供が1歳になるまで、夜3時間おきに起きる子だったので、寝不足&自分のしたいことができないストレスから甘いものがいつも以上に大好きに。。
- 100円くらいのラクトアイスを1日2個食べたり
- フルーツグラノーラの大袋を気が済むまで食べたり
といった、恐ろしいことをやっていました。
(アイスは当然として、フルーツグラノーラにもめちゃくちゃ砂糖入っていますよね…汗)
自分で書いていても恥ずかしいんですが、食べている最中は目の前のおいしいもので頭がいっぱい。
それを平らげて束の間の幸せを感じることしか頭にないんです。
心では「食べちゃいけない」ってわかっていても、いざ食べだすと食べる手が止まらないし、「お菓子だけが私の癒し」なんて自分にも甘くなってしまいます。
周りに相談しても、「授乳中なら食欲あって当然じゃない?」みたいに言われるし、でずるずる食べてしまっていました。
また、たくさん食べることが当たり前になってくると、「今体形も崩れているし、今ちょっとお菓子を我慢したところで何が変わるの?」というよけいダメなマインドに。
どうせなら今、いっぱい食べておこう、みたいな思考になっているのもまた危険でしたね。
イライラすると食べたくなる理由
ストレスを感じると食べたくなってしまう…これにはきちんと理由がありますよね。
それではここで、イライラすると食べたくなる理由について簡単に見ておきます。
甘いものを食べると気分が落ち着く
よく言われていることですが、甘いものを食べるとエンドルフィンとセロトニンが分泌され、脳がリラックスした状態になります。
疲れたときの甘いものって信じられないような幸福感と満足感をもたらしますよね。
イライラしたとき、疲れたときも甘いものを食べるとセロトニンが出て、脳はハッピーになった、と解釈するわけです。
人間、食べないと飢餓で死んでしまうわけで、それを防ぐためにも手っ取り早くエネルギーになる甘いものを取り込むための仕組みがあるんだと思います。
でも、現代のような飽食の時代に、この脳の仕組みはない方が幸せかも…と思いますね。あればあるだけ食べてしまうので!
授乳中や育児中はお腹が減る
単純に、授乳中はおっぱいを血液から作らないといけないのでお腹が減ります。
厚生労働省が出している発表によると、授乳中は平常時に比べて350kcalも多くのエネルギーが必要とされているそうです。
※厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より
また、卒乳後も子供がある程度小さいうちは子供を追いかけまわしたり、抱っこしたりと体力を使いますよね。
道路で子供がいきなりダッシュ!とか、引率する親はほんとひやひやするので毎日走っている方も多いと思います。
そのため、普通のデスクワークの仕事をしているよりかはお腹が減りますね。
睡眠不足だと食欲が増す
また、寝不足だと食欲が増してしまう、というのは様々な研究で明らかになっています。
睡眠が足りないと食欲が増すホルモンが分泌されやすい、ということで甘いものや脂っこいものを欲しやすくなると言われています。
私自身も、思い当たる節は多々ありました。
寝不足だと心も安定せずにイライラしやすくなっていますし、「とにかくこの気持ちを静めたいから何か食べよう」という思考に行ってしまいます。
また、寝不足だと体もしんどいので、丁寧なご飯を作ろう、とはなりません。
レトルトの食品に頼ったり、手っ取り早くたくさん食べられる丼もののような一品完結メニューを作ったり、という傾向があり、より太りやすい食事を選択していました。
過食をやめるための方法
食べすぎをやめよう、で意志の力だけで止められたらいいのですが、現実そんなに甘くありませんよね。
そこで私もいろいろと試行錯誤して効果があった、過食をやめるための方法をご紹介します。
栄養のあるものを食べる
まず、つい何かを食べてしまう、という場合は栄養のあるものを食べるように変えるのがおすすめです。
菓子パンやカップ麺など、ついはまってたくさん食べがちなんですが栄養はほとんどないのにカロリーばっかり高い食べ物です。
どうしても何か食べたくなったら
などを食べるようにしてみませんか。
「どれも健康志向の物ばかり」と思われるかもしれません。
でも、どうせ食べるなら甘いだけのお菓子やパンより、栄養が入ったものの方が心と体が落ち着いてきます。
カロリーだけがあって、栄養がとれないものを食べても、「体はもっと食べたい、栄養が足りない」という欲求を出すので食欲は落ち着かないのです。
おやつはジャンクフードではなく厳選素材のものを
そして、おやつもどうせならジャンクなスナック菓子のようなものではなく、スイーツショップで買えるような厳選のものにしてみませんか。
スナック菓子はどうしてもやみつき感があり、食べれば食べるほど食べたくなります。
ポテトチップスを開けて、一袋食べきらないのって難しいですよね。
でも、厳選された素材でできたお菓子は落ち着いてゆっくり食べると、本当に美味しく、満足できるものです。
洋菓子ならバターの香り、和菓子ならふくよかなあずきのおいしさなど、味わって食べてみてください。
過食の習慣がついてしまっていると、最初はそれでもたくさん食べたくなりますが、最初は頑張って我慢して、お菓子は1日1つまで、など意識しているとそれに慣れて量を減らしていけますよ。
また、単純に、お菓子屋さんで買うお菓子は高めなのでドカ食いできるほどには買えない、ということもあります笑
でも、そういった本物のお菓子を食べるようにしていると、自然とジャンクなお菓子をおいしく感じなくなっていくと思います。
これは私自身そうだったのでほんとです!
以前はポテチやコンビニの菓子パンが大好きだったのに、今はもう脂っこい&甘さがくどい と思うように味覚が変わりました。
マク〇ナルドのようなお店ももう何年も食べていません。
完全におやつをやめる、のは難しいと思うので、厳選素材のいいものをちょっとずつ食べる、に変えてみませんか?
味覚が変わると、一生ジャンクフードと距離がとれるので健康面でもメリットがありますよ!
お菓子屋さんのお菓子が高価なら
パティスリーなどのお菓子は高い、ということであれば、手作りしたお菓子しか食べない、という方法もおすすめです。
スーパーの普通のお菓子はできるだけ原価を下げるために粗悪な油、香料などが使われているものが多いです。
その点、手作りすればかなり市販のお菓子より体に優しいものが自然とできますよ。
うちも、週末は子供と一緒によく蒸しパン、パンケーキなど作っています。
運動を組み合わせてストレス発散
運動をするのはやっぱりストレス発散になります。
そして、何より運動もしていると不思議と「ドカ食いしたい」という欲求は消えていくんですよね。
嘘だ、と思ったらぜひ試してみてください!
運動でストレスを発散すれば、「体が本当に欲しがっている」ものを選んで食べることもできるようになっていきます。
今は動画で無料で運動ができるのでいい時代ですよね。
たっくさんの動画がありますが、個人的におすすめなのはこちらの動画です。
10分ちょっとの動画ですが、ノリノリの音楽に合わせてできます。
難しい動作も一切なく、次にどんな動作が来るかの案内も表示されるのでとっても親切です。
一人ジム気分でノリノリでできると楽しいですよ!
子供には、「お母さん何やってるん?」と驚かれますが、慣れました笑
自分の世界に入ってやってみてください。
断捨離も効果的
今、いろんなところで断捨離が話題になっていますが、身近なところを片付けるというのはかなり効果があるな、と私も感じました。
食欲と断捨離にいったいどんな関係が!?と思われるかもしれませんが、「自分の力で空間をきれいにした=自分でコントロールできた」というところが大きいのだと思います。
育児って「思い通りにならないこと」がほとんどですよね…
そもそも子供を思い通りにしよう、という考え方自体がナンセンスなんでしょうけどね。
でも、部屋の持ち物をコントロールして数を減らしてすっきりさせる、というのは比較的簡単にできます。
すっきりして物が少ないと片づけも楽になって「私頑張ってるじゃん!」と元気にもなれますよ。
育児ストレスでの過食をやめたい まとめ
いかがだったでしょうか。
育児ストレスでつい食べ過ぎてしまう、という状態を解消するための方法についてご紹介してきました。
ストレスを感じている、ということは育児を頑張っている証拠ですよね。
ぜひ、そんな自分に「よしよし」、大事にしてあげて栄養のあるごはんを食べる、運動をするなどできること1つからやってみてくださいね。
ドカ食いを止められている、と思うとそれが自信になって、よりストレスが減る、という良い循環に入っていけると思います!
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