子供用の椅子の定番、マジカルチェアとグローアップチェアって似ているけれどどこが違うの?と疑問に思っていませんか。
そこで今回は比較して、実際にグローアップチェアの方を買った我が家が思う、両者の違いとグローアップチェアのレビューを詳しくご紹介します。
マジカルチェアとグローアップチェアの違いとは?
この記事を読んでくださっている方はマジカルチェアとグローアップチェアがどういったものかご存じかとは思うのですが、簡単にまずご紹介しておきます。
マジカルチェアとグローアップチェアは両方とも赤ちゃん~成長して大きくなっても使える、多段階に調整できる椅子です。
どちらもシンプルな見た目でどんなインテリアにも合いやすく、かつお値段もお手頃なのが特徴です。
こちらがマジカルチェアで
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こちらがグローアップチェアです。
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ネット通販などで売れ筋の子供用のいすを調べたときに、この2つは定番としてよく出てくるので気になっている方も多いのではないでしょうか。
子供が4歳の時に新しい椅子を検討
そもそも、我が家がマジカルチェアまたはグローアップチェアの購入を検討したのは子供が4歳の時です。
それまではベビービョルンのハイチェアを使っていました。
テーブル部分がハーネスと兼用になっていて、子供を乗せてロックすると自力では絶対に降りられませんし、落ちることもないので安全です♪
子供も嫌がることなく、使っていました。
ただ、こちらのいすは3歳くらいまでしか使えないサイズで拡張性がないのが玉にキズ。
わが子の場合は細身だったので4歳過ぎまでぎりぎり使えたのですが、どれだけ頑張っても4歳になる前後くらいまでしか使えないと思います。
そこで次の椅子、として検討したのがマジカルチェアとグローアップチェアでした。
どちらもよく売れていてネットショップでの評判も結構いいので、これらを買えば間違いないはず!と思っていました。
ただ、この両者はよく似ていて、どう違うのかが、いまいちわからないんですよね。
そこで、我が家が購入するとき比較してみました。
マジカルチェアとグローアップチェアを徹底比較
それでは2つの椅子を徹底的に比較したいと思います。
値段:グローアップチェアの方が安い
まずは一番大事な??お値段の比較です。
販売店によって価格は異なるのですが、
グローアップチェア:4,280~5,680円程度
と少しだけ違います。(どちらも送料込みでこれくらいのお値段であることが多いです。安い!ですよね。)
グローアップチェアの方が安めの傾向ですね。
正直大きな差ではないかもしれませんが、グローアップチェアの方が1000円弱くらい安い、と思っておくといいですね。
色:マジカルチェアの方が豊富
椅子の色のラインナップはマジカルチェアの方が豊富です。
お店によっても違いがあるかもしれませんが、マジカルチェアは10色展開くらいのことが多いのに対し、グローアップチェアの方は3色展開のことが多いです。
グローアップチェアは3色のみなので、ナチュラル、ブラウン、ホワイトウォッシュ、というような定番の色味のみです。
それに対してマジカルチェアはオレンジやレッド、ターコイズなどアクセントになる元気なカラーもそろっています。
長く使うことを考えれば、自然とナチュラル、ブラウン、ホワイトウォッシュのような定番色を選ぶ人が多いと思うのですが、(この3色はマジカルチェアにもあり)どちらもお手頃な椅子なので、子供の好きなビビッドカラーをえらぶ、という考え方もありですね。
底面アジャスター:マジカルチェアのみにあり
どちらの椅子も、サイズはほとんど変わらないですし、調整できる段階が14段階なのは変わりません。
仕様的にはほぼ差がないのでは?と思っていたのですが、マジカルチェアの方のみに底面アジャスターがついています。
椅子の前足の床と接する部分にねじ式のアジャスターがついていて、これによって高さの微調整が可能になっています。
これは椅子のガタつきを抑えられる効果があるんだとか。
このアジャスターはマジカルチェアにはなく、底面はフエルトがついているのみです。
フェルトのおかげで床にキズが付きにくいよう考慮されています。
グローアップチェアの方はアジャスターがないけどガタつかない?不安定じゃない?という心配は後ほど詳しく画像付きでご紹介しますね。
専用クッション:マジカルチェアの方が柄が豊富
どちらの椅子も、専用のクッションをセットで買えることが多いです。
特に、ベビーの間は、どうしてもマジカルチェア、グローアップチェアともに大きめ(赤ちゃんの胴回りが小さく、イスとの隙間が大きい)になるので、クッションがある方が安心かと思います。
ただ、このクッションがマジカルチェアの方が豊富な柄(10柄)が用意されていて、しかもかわいいんです。
スイーツ柄、アニマル柄、飛行機柄や汚れが目立ちにくい水玉ネイビー柄などもあります。
グローアップチェアの方はオレンジ・青色の無地のみの2色展開で正直かわいさには欠けるかな、と思います。
わが子のようにある程度大きく、クッションを買う予定はない、という場合は気にしなくても大丈夫なポイントです。
マジカルチェアとグローアップチェアのメリットデメリットまとめ
ここまで私が比較したときの2つの椅子の違いについてご紹介しました。
(仕様は随時変更になる可能性・店によって異なる可能性もありますので必ず購入時に再度確認してくださいね)
どっちがどっち?と思う方もいらっしゃると思うのでそれぞれのメリット・デメリットをまとめますね。
そのままマジカルチェアのメリット・デメリットの裏返しになりますがグローアップチェアのメリット・デメリットも書いておきますね。
我が家が選んだグローアップチェアのレビュー
こんな感じで比較を行い、我が家は
- 4歳の子供が使うのでクッションは必要がない
- 椅子の色は珍しい赤やターコイズよりも自然でインテリアになじむ方がいい
- ちょっとでも安い方がいい
など考えた上でグローアップチェアの方を選びました。
アジャスターがない、というのは不安材料だったのですが、グローアップチェアのレビューを見る限り、特にガタツキがあって困っている人の感想はなかったため、大丈夫かな、と。
グローアップチェアの使用感
グローアップチェアは我が家は送料込みで4,280円で買いました。安すぎですよね。
こちらを組み立てるんですが、組み立ても思っていたより簡単で、30分もあればできましたよ。
座面、足載せともに椅子の両サイドの軸(椅子の脚)で挟み込むタイプの組み立てなので思っていた以上に安定感もあります。
こんな感じに組みあがりました。うちはナチュラル色を選びました。
購入時にブラウンは売り切れていたため、ナチュラルとなりました。
こんな風に我が家の大人用のテーブル・椅子は暗めのブラウンなのでグローアップチェアもブラウンの方が合ってはいたのですが、実際使ってみると全く気になりません。(使用しているとこの写真の時より、ちょっと暗めの色になってきた気はします。)
特に塗装が雑なところや木の表面がざらざらしていて危ないところもなく、このお値段でこの商品が買えるのはすごいな、と思います。
また、椅子にはベビーガードという赤ちゃんが前に落ちにくくガードするための板もついていましたが、うちは4歳なので付けていません。
実際に4歳、104センチ・15kgの息子が座るとこんな感じになります。
↑ヨーグルトを食べているところです。座面、足載せともに多段階で調整できるのでぴったりのサイズで座れるのがやっぱりいいですね。
足もきちんと着いています。
足をきちんと着けて、踏ん張れる状態でごはんを食べた方が落ち着いて食べられるといいますし、食育にもいいのかな、なんて思います。
こちらの椅子で公文などの宿題もやっていますが、以前小さなちゃぶ台のようなテーブルでしていた時に比べて格段に集中力は上がりました!
やっぱり座りやすいんだと思います。
上の2枚の写真は椅子を見せやすくするために椅子をテーブルから離し気味に撮影しましたが、もちろん椅子をきちんとテーブル側に引くことができるので落ち着いて食べられます。
食べこぼしもしにくいですよ。
グローアップチェアにはアジャスターがないけど大丈夫?
グローアップチェアにはアジャスターがない、というのは上でも説明した点ですが、今数ヶ月使って特に不便は感じていません。
アジャスターでの調節はできませんが、椅子の上に手を置いてもガタつく、なんてことは全くないので大丈夫です。
また、グローアップチェアは椅子の裏面にこげ茶色のフェルトが4か所についているのですが、それが結構薄いのでまめにチェックしないとフェルトが減って、床が傷つきやすくなりそうだな、とは思います。
フェルトは随時貼り替えていきたいと思います!
その他グローアップチェアを使って気になる点
他に実際に使ってみて思うのは、ベビーから使えるチェアですが横幅など大きめなので、1歳以下の赤ちゃんに使うのは心もとないかな…という点です。
我が家がベビービョルンのがっちりしたハイチェアを使っていてそれに慣れているせいもあるのですが、小さな赤ちゃんに使うと、たとえベビーガードを付けても落ちる可能性はありそうで、目は離せないかな、と思います。
ただ、4歳だとそんな心配はありません。
子供も自分で椅子に乗り降りできるようになったので(ビョルンのはできません!)、嬉しそうですしおやつをちょっと食べる、机でお絵かきする などの作業もしやすくなりました!
ベビービョルンの椅子がとても便利だったのでしつこく使っていましたが、3歳後半くらいでさっさとこちらに買い替えてもよかったな…とも思います。
また、座面や足載せ面が落ちないか?という心配もあると思うのですが、足載せは一度子供が思いっきり足をどんどんしたときに一度外れたのみで、それ以外では抜けることはありません。(足載せに立つこともあるけれど大丈夫)
外れるとねじで組みなおす必要があるので(数分でできますが)お父さんに怒られていました笑
子供も足でドンドンすると外れて面倒なことになるというのは理解したようなので、今後はしないことでしょう!
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マジカルチェアとグローアップチェアの違い まとめ
いかがだったでしょうか。
マジカルチェアとグローアップチェアの違いと、グローアップチェアの使用感について詳しくご紹介してきました。
子供のグッズは一時しか使えないのでできれば安く、便利な商品を買いたいところですね。
参考になれば幸いです。
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